「動物由来感染症」を知ってますか?

 

動物由来感染症とは?

 「動物由来感染症」とは動物から人に感染する病気の総称です。 人も動物も重症になるもの,動物は無症状で人が重症になるものやその逆で人は軽症でも動物は重症になる病気があります。

 

■日本で起きた症例

・オウム病

 室内で飼うインコの糞で感染し,ひどい発熱,動物園でも集団発生

・エキノコックス症

 キタキツネの糞で感染して20年後に発症

・猫ひっかき病

 猫が普通に持っている病原体で,過度の接触で感染

・レプトスピラ症

 感染ネズミの尿で池や川が汚染された場合,水遊びで感染

 

■日常生活で注意すること

・過剰なふれあいは控える

 (口移しで餌を与えたり食器具の共用はやめ,動物と同じ布団で寝ることも避けましょう。)

・動物に触ったり,砂場等で遊んだら必ず手を洗う

 (石けんを使用して手を洗うことで,大部分の病原体を落とすことができます。)

・動物の身の回りは清潔にする

 (動物の手入れや小屋の掃除はこまめに行い,換気やフン等の処理は速やかに)

・野生動物の家庭での飼育は避ける

 (予防のためにも,また動物資源保護の観点からも野生動物の飼育は避けましょう)

・体に不調を感じたら,早めに医療機関で受診を!

 (かぜやインフルエンザに似た症状がでる場合が多く,発見が遅れやすいです。受診の際はペットを飼っていることも医師に伝えましょう。)

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